7月25日(本日の市場状況と推奨銘柄)

◆市況状況◆

本日の日経平均は16620.29円、前週末比-6.96円、小幅続落となりました。

22日の米株高(主要企業決算内容を好感した買いから、NYダウは+53.62ドルの18570.85ドルと反発)、為替円安(良好な経済指標を好感しドル買いが再燃、ドル円は1ドル=105.80円台から106.10円台まで)の流れを受け、日経平均は+28.56円の16655.81円と小幅に反発してスタートしました。
その後は前週金曜高値を上抜けし16800円を目指す動きが入るも上値を抑えられ揉み合い、膠着感の強い動きが継続した末にマイナス圏へ沈み、上髭陰線示現にて本日の取引を終えました。

日経平均の日足チャートを確認すると、ダウ理論は上昇、ローソク足は緩やかな上向き75日線・上向き25日線の上に、価格帯別売買高の最大値は現値より下に位置し、MACDはゴールデンクロス中、一目均衡表は三役好転中です。
週足チャートではローソク足は横向き13週線・緩やかな下向き26週線の上に位置し、MACDはゴールデンクロス中ですが下向き39週線の下に位置していることから反発場面があるも上値が抑えられているため大きな流れは引き続き下向きと考えられます。
また、月足チャートではローソク足は下向き6か月線の上に位置していますが、下向き12か月線・緩やかな上向き24か月線の下に位置しており、ここ数か月揉み合い傾向にありますが、週足同様上値が抑えられていることから大きな目線は下向きとなります。

今月最終週がスタートしました。本日は「節目の17000円どころ・そしてその上の39週線に上値を抑えられており、更なる上昇は考えにくい(週明けに多少反発して寄り付いたとしても一旦の押し目を作る可能性のほうが高い)」と前週金曜日にコメントした展開となりました。
為替円安が一服し、株価は7月21日から買い疲れのような動きも見られており、今週から本格化する国内主要企業決算発表を控え、また、28・29日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいムードもあるため、「はっきりとしたトレンドを見ることができず膠着感の強い相場展開になる」と見ています。
もし、日銀金融政策決定会合にて追加緩和を見送る内容となれば、これまで期待騰げの動きが見られていただけに売り込まれる可能性が高まります。
また、追加緩和実施でも期待値を裏切る小さな内容であれば同様の状況となる可能性があります。
そのため、今週の上下メドは、
上値メド:7月21日高値16938.96円まで、上抜けした場合は節目の17000円まで、更に抜けした場合は5月高値17251.36円まで、
下値メド:週足26週線~75日線まで、下抜けした場合は週足13週線まで、更に下抜けした場合は節目の16000円まで、
とみています。

 

◆推奨銘柄◆

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4912 ライオン
【7/13推奨銘柄】
売買:空売り
エントリー価格:1652円(7/14 約定済)
手仕舞い価格:1568円以上(7/25 終値上抜け)
目標価格:1600円付近(7/15 1600円到達 +3.1%)

引き続き、保持です。
既に目標価格である1600円(+3.1%)に到達した銘柄です。その後更に値を下げ+6.3%となる場面がありましたが、現在+5.1%で推移しています。
日足チャートにてダウ理論は上昇継続(短期的には揉み合い)、ローソク足は上向き75日線の上・緩やかな下向き25日線の下に、価格帯別売買高の最大値は現値より上に位置し、MACDはデッドクロス中、一目均衡表は三役逆転中です。
週足チャートにおいてローソク足は、上向き39週線・26週線の上に位置していますが13週線を下抜けしました。
信用残チャートにおいては売り残が買い残より多いですが、売り残急減・買い残急増のため、MACDがデッドクロスしていることから今後の下落が考えられます。
月足チャートにおいては、上向き24か月線・12か月線・6か月線の上にローソク足が位置しており大きな流れは上向きと言えますが、ローソク足と24か月線との乖離が大きいため、6か月線付近までの下落を考えることができます。
上記解説内容から手仕舞い価格を早め、7月25日の終値上抜けに設定し明日に臨みます。※決算発表日8月3日

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2871 ニチレイ
【7/20推奨銘柄】
売買:買い
エントリー価格:968円(7/21 約定済)
手仕舞い価格:949円以下(7/21 安値下抜け)
目標:1010円付近

引き続き、保持です。現在、-1.3%で推移しています。
日足チャートにてダウ理論は揉み合い、ローソク足は緩やかな上向き75日線・上向き25日線の上に、価格帯別売買高の最大値は現値より下に位置し、MACDは本日再びデッドクロス(デッドクロス→ゴールデンクロス→デッドクロス)となり、一目均衡表は三役好転中です。
週足チャートにおいてはダウ理論は揉み合い、ローソク足は緩やかな上向き39週線・上向き26週線・13週線の上に位置し、MACDはデッドクロスからゴールデンクロスに変わりました。
信用残チャートにおいては大差はありませんが買い残と売り残が逆転しています。
月足チャートにおいては、上向き24か月線・12か月線・6か月線の上にローソク足が位置し、大きな流れは上向きと言えます。
日足MACDがデッドクロスとなったことから早めの手仕舞いを優先し、ロスカット価格は、前日同様7月21日の安値下抜けに設定し、明日に臨みます。
明日、手仕舞いとならなければ、MACDは再びゴールデンクロスになる可能性がありゴールデンクロスで終えることで直近高値更新期待がもてます。※決算発表日8月2日

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2871 ニチレイ
【7/20推奨銘柄】
売買:買い
エントリー価格:968円(7/21 約定済)
手仕舞い価格:949円以下(7/21 安値下抜け)
目標:1010円付近

引き続き、保持です。
現在、-0.4%で推移しています。
日足チャートにてダウ理論は揉み合い、ローソク足は緩やかな上向き75日線・上向き25日線の上に、価格帯別売買高の最大値は現値より下に位置し、MACDは本日再びゴールデンクロスになり、一目均衡表は三役好転中です。
週足チャートにおいてはダウ理論は揉み合い、ローソク足は緩やかな上向き39週線・上向き26週線・13週線の上に位置し、MACDはデッドクロス中、信用残チャートにおいては大差はありませんが買い残と売り残が逆転しました。
月足チャートにおいては、上向き24か月線・12か月線・6か月線の上にローソク足が位置し、大きな流れは上向きと言えます。
前日ザラ場中のように本日再びゴールデンクロスで終えたことから、今後の直近高値更新期待のもてる流れになってきました。
以上から、ロスカット価格は前日同様7月21日の安値下抜けに設定し、来週に臨みます。

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3092 スタートトゥディ
【7/22推奨銘柄】
売買:空売り
エントリー価格:4945円以下(7/22 安値下抜け)
手仕舞い価格:5300円以上(7/22 25日線上抜け)
目標:4700円付近

本日、約定しませんでした。
約定まで時間がかかりそうなため、本銘柄を推奨から外します。※決算発表日7月29日

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2212山崎パン
【7/25推奨銘柄】
売買:空売り
エントリー価格:2822円以下(7/25 安値下抜け)
手仕舞い価格:2985円以上(7/22 高値上抜け)
目標:2700円付近

新規推奨銘柄です。
日足チャートにてダウ理論は上昇崩れ、ローソク足は上向き75日線の上・上向き25日線の下に、価格帯別売買高の最大値はエントリー価格より下に位置し、MACDはデッドクロス中、一目均衡表は三役好転中です。
週足チャートにおいてはダウ理論は上昇、ローソク足は上向き39週線・26週線・13週線の上に位置し、MACDはゴールデンクロス中、信用残チャートにおいては売り残が買い残より多いですが売り残は減少傾向、買い残は増加傾向にあります。
月足チャートにおいては、上向き24か月線・12か月線・6か月線の上にローソク足が位置し、大きな流れは上向きと言えます。
日足チャートにて、ダブルトップチャートの形状であることから、エントリー価格は7月25日安値下抜けに設定し、2700円付近までの利益を狙います。
約定後のロスカット価格は、一旦大きくとり、7月22日の高値上抜けに設定し、空売りのスタンスで明日に臨みます。
明日、約定せずに反発した場合は、本銘柄を推奨から外すことを検討します。※決算発表日8月2日

2212 山崎パン 日足チャート

2212 山崎パン 日足チャート(2016/7/25終了時)
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