7月8日(本日の市場状況と推奨銘柄)

◆市況状況◆

本日の日経平均は15276.24円、前日比-102.75円、3営業日続落となりました。

6日の米国市場は株高(欧州株安の流れから売り優勢でスタート、ドル買い進行に伴う切り返しからプラスに転換し大引けにかけてじりじりと上げ幅を拡大、NYダウは+78.00ドルの17918.62ドルと反発)、
為替市場は円安(ドルの買戻しとFOMC議事録を受けたドル売りが交錯するも、ドル円は1ドル=101.00円台から101.30円台まで、一時100.10円台まで下落する場面あり)方向で推移しましたが、
為替ドル円が再び100円台をつけたことによる円高警戒感からかCME清算値が安く着地したことから、日経平均は-32.18円の15346.81円と続落スタートとなりました。
その後、一時プラス圏に浮上するも為替円高(再び101円台を割込む)による戻り待ち売りからじりじりと下げ幅を拡大、明日の米雇用統計を前に買い支えムードも弱く15300円を割り込む格好で本日の取引を終えました。

日経平均の日足チャートを確認すると、ダウ理論は下降、ローソク足は緩やかな下向き75日線・下向き25日線の下に、価格帯別売買高の最大値は現値より上に位置し、一目均衡表は三役逆転中ですが、MACDはゴールデンクロス中です。
週足チャートではローソク足は緩やかな下向き13週線・下向き26週線・39週線の下に位置し、MACDはデッドクロス中、流れは下向きと言えます。
月足チャートにおいてはローソク足は下向き6か月線・12か月線・横向き24か月線の下に位置していることから大きな目線は依然として下向きです。
以上から、短期的に反発上昇する場面があっても上値が重く上昇継続するパワーは弱いと考えることができます。
明日の米雇用統計を前に、様子見色の強い1日となりました。前回の雇用統計の結果が非常に悪かっただけに今回は期待が持てると言われておりますが、蓋を開けてみなければ何とも言えないのが相場であり、「上値の重さが感じられ、今後の積極的な買い戦略はリスクが高いと考えることができます」と述べましたように本日は無理な姿勢=積極的な買いは見られなかったと言えるでしょう。
明日は売買高は多くなることが予測されますが、株価の動きとしては、急騰・急落のような大きな動きは見られないと想定しています。

以上から、明日以降の上下値メドは、
上値メド:7月高値15805.31円まで(上抜けした場合は25日線まで)、
下値メド:節目の15000円まで(下抜けした場合は2014年10月安値14529.03円まで)、
と見ています。

 

◆本日の推奨銘柄◆

9984 ソフトバンク
【7/7推奨銘柄】
売買:空売り
エントリー価格:5514円以下(7/7 安値下抜け)
手仕舞い価格:5806円以上(7/7 25日線上抜け)
目標:5200円付近

新規推奨銘柄です。
日足チャートにてダウ理論は下降、ローソク足は、横向き75日線・下向き25日線の下に、価格帯別売買高の最大値はエントリー価格付近に位置し、MACDはデッドクロス中、一目均衡表は三役逆転中です。
週足チャートにおいてローソク足は、下向き39週線・26週線・13週線の下に位置し、信用残チャートにて買い残が多く・売り残が少ないことから上値の重さが感じられるチャートと言えます。
月足チャートにおいてローソク足は、24か月線・12か月線・6か月線の下に位置し大きな流れは下向きと言えます。
そのため、エントリー価格は7月7日の安値下抜けとし、5200円付近までの利益を狙います。
長期的に見ても下落する可能性は高いとみていますが、約定後のロスカット価格は、7月7日の25日線上抜けに設定し、空売り目線にて明日に臨みます。

ソフトバンググループ 日足チャート
ソフトバンググループ 日足チャート(7/8終了時)

 


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